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2025年のCESで展示された、かわいらしいロボット「みるみ」!
ミルミは、日本のスタートアップ企業ユカイ工学が開発した、チャーミングでありながら風変わりな新しいロボットだ。このロボットは、公共の場で赤ちゃんと目が合ったときの喜びの瞬間をシミュレートしている。
創造の思想。
ユカイ工学によれば、「みるみ」を開発したのはエンジニアとデザイナーのチームである。彼らは、人間の赤ん坊のような特徴を持つロボット「妖怪」または超自然的な生き物を作ることを提案した。
「人は幸せを分かち合うことに大きな喜びを感じるものです。ミルミは、まさにそれを可能にするロボットです」とユカイ工学の青木俊介CEOは語る。「満員電車に乗っていても、レジの列に並んでいても、ミルミはその無邪気なまなざしで人々の心に届く方法を見つけてくれます。
登場。
ひよこと小型のイエティをミックスしたような外見。その長くしなやかな腕は、バッグの取っ手のようなものにつかまり、どこへ行くにもあなたのお供をし、同時に通行人を笑顔にする。
膨らんだ目をしている。まるで子犬の目のように丸く、表情豊かで、人との交流を求めているかのようだ。
デザインチームはまた、パーソナルガジェットのバランスをとり、機械部品の重量に耐えるために、ヘッドと本体の重量にも注目しなければならなかった。
どのように機能するのか。
ミルミの内部には距離センサーと慣性計測装置があり、ロボットが人の存在や動き、触覚に反応できるようになっている。みるみの視界に人が入ってくると、ロボットは恥ずかしそうに顔を隠し、用心深く顔をのぞかせる。少し揺らすと首を振ることもできる。同時に、みるみは何の音も発しない。
みるみは自分で動くことができないし、頭を動かす以上のこともできない。
ミルミは小さな子猫のような心地よい重量感があり、その軽やかな動きは鳴き声のような振動を生み出す。バッグの紐のような薄い表面では、ロボットの腕が対象物をしっかりと掴み、安定性を高める。
距離センサーと慣性計測ユニットを組み合わせて動きを検知するミルミは、感知したものに対してさまざまな反応を示す。バッグが動き始めるとすぐに周囲を見回し始め、近くにいる人や物体に視線を集中させる。
揺さぶると、嫌がる様子を真似て「ノー」と言うように首を振ることもある。しばらく何もしないと、ロボットは無邪気な表情を真似た頭の動きを再開する。
ロボットはUSB経由で充電され、充電なしで最大8時間働くことができる。展示会では、白、黒、桃のカラーオプションが発表されたが、最終的なパレットはまだ決定していない。ユカイ工学はこのロボットを販売する前に、2025年後半にクラウドファンディング・キャンペーンを開始する予定だ。ミルミが国際市場で販売されるかどうかはまだわからない。